保育士試験対策~これだけはやっておけ~

おいものっこの保育士試験対策 

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保育士試験対策(年号対策①)

【更新:2024年3月26日】


はじめまして。おいものっこです。

 

保育士試験対策を『これだけは覚えよう』というものを中心に
まとめていきたいと思います。
まずは、必ずと言っていいほど出る並び替え問題対策です。「社会福祉」「子ども家庭福祉」「教育原理」などの科目で出されます。
関連項目ごとに分けて考えるとわかりやすいです。


 

日本国憲法児童福祉法改正(2016)までの流れ>

 
     

 

    日本国憲法成立(1946)
    ↓

  児童福祉法成立(1947)※教育基本法と学校教育法も1947年に公布された。
    ※並び替え問題で問われるのはこの年号。

    ↓

  児童憲章制定(1951)

    ↓

  児童の権利に関する条約

    ↓

  児童福祉法改正(2016)
   ※児童福祉法は、度々改正されておりこれが初めてではない。
   2016年の改正の時に「全て児童は、児童の権利に関する条約の精神にのっとり、(中略)その他の福祉を等しく 保障される権利を有する。」と明記された。
   最新の改正は、2024年4月施行。

 

 

 

       児童の権利に関する宣言採択(1924)
      ※国際連盟総会
         (=ジュネーブ宣言)

    ↓

  世界人権宣言採択(1948)※国際連合総会
       (以下、「国連総会」という。)

    ↓

  児童の権利に関する宣言採択(1959)
         ※国連総会

    ↓

  国際児童年を宣言(1979)
        ※ユネスコ

    ↓

  児童の権利に関する条約採択(1989)
         ※国連総会

    ↓

  児童の権利に関する条約(1994)
         ※日本が批准を行った年


赤文字はうっかりすると分からなくなるので、特に気を付けて覚えましょう。
児童憲章は正確な年号を覚える必要があります。


児童憲章の前文に「日本国憲法の精神に従い」とあり、
児童福祉法の第一条には「児童の権利に関する条約の精神にのっとり」とあります。

 出典

児童憲章:文部科学省

                                                                   

児童福祉法 | e-Gov法令検索

              

青文字を答えさせる問題も出やすいですが、流れが分かっている答えやすいです。

 



ちなみに児童憲章と同じ、1951年にはサンフランシスコ講和条約社会福祉事業法が
あります。

社会福祉事業法は、現在の社会福祉法です。
(過去問を見てみると、㊟㊟年号問題で「社会福祉法」の年号はというと、社会福祉事業法が制定された1951年を指しています。)

社会福祉事業法」が「社会福祉法」に改名したのは2000年です。この辺はちょっと注意が必要です。





年号は必ずしも全て正確に覚えなければならないというものではありません。戦前のことなのか、戦後のことなのか、、とか2000年より前か後か等、基準をつくり覚えます。
自分の生まれた年を基準にしてもいいでしょう。

今回の場合は、「ジュネーブ宣言以外は戦後、児童の権利に関する条約の関係は戦後から2000年より前のもの」というように覚えます。

戦前のものとしては、家庭学校(1899)、感化法(1900)、救護法(1929)、社会事業法(1938)
などがあります。(この場合の戦前戦後とは、第二次世界大戦前か後かを指します。)


次回は、年号対策②です。
 

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