【更新日:2024年6月22日】
こんにちは。おいものっこです。
インフルエンザが流行っていますが、どうか皆様、健康第一で。
今回は、保育実習理論で出題される「粘土」についてや「色」についてをみていきたいと思います。それではやっていきます。前回同様、基礎的なことのみ挙げています。
保育士試験を受ける方は確実に押さえておきましょう。
粘土は木や石に比べて可塑性がある。(可塑性→自由自在に変形可能な性質をいう。)
粘土には、土粘土、油粘土、小麦粘土、紙粘土などがある。
土粘土→
形が自由に作れる。だんだん水を足していくことで色々な感触を楽しめる。乾燥させて素焼き(テラコッタ)にすることができる。保育所、幼稚園、小学校などでよく採用されている。
油粘土→
乾燥しても硬くならない。他の粘土より重い。保育所、幼稚園、小学校でよく採用されている。
小麦(粉)粘土→
※小麦アレルギーの子どもには触らせない、口に含ませない。小麦粉の代用品としては、米粉などがある。アレルギーのない子どもにとっては、安全なため1歳、2歳のような年齢から扱える。カビを防ぐために小麦粉に少量の塩を入れる。小麦と水と塩と油でできている。色を使う場合は食紅を使う。
紙粘土→
乾燥後、絵の具などで着色できる。紙の主な原料である、パルプにのりなどを混ぜて作られ、乾燥すると硬くなる。軽くて扱いやすい。
色料の三原色→赤紫・緑みの青・黄(三色を混ぜると黒)
光の三原色→赤・青・緑 (三色を混ぜると白)
色の三要素→
①明度→色の明るさ(白が多いほど高く、黒が多いほど低い)
②彩度→色の鮮やかさ
③色相→色あい
★色の分類→
無彩色→白、黒、灰
有彩色→色味を持つ色
★混色→ある色とある色を混ぜて別の色を作ること。
例:黄+青=緑
赤+黄=橙
青+赤=紫
赤+緑=茶
★重色(じゅうしょく)→ある色の上にまた別の色を重ねること。
★補色→色相環上において対角線上に配置された対照的な色のこと。
例:赤と青緑、黄と青紫など
※色相環の図は、チェックしておく必要がある。
・この他に、描画表現の発達の順序、子どもの絵の表現の特徴などが試験に出やすいので確認しておく必要がある。
・「保育実習理論」は、『保育所保育指針』の中からもよく問題が出されるので注意する。
・事例問題も出される。
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今回は、ここまでにします。油断しないでしっかり覚えましょう。