【更新:2024年2月23日】
こんにちは。おいものっこです。
今回は、絵画技法と絵の具やクレヨンなどの画材についてやっていきたいと思います。
どちらも基本的なことのみを載せてありますのでご了承ください。
保育士試験を受ける方は、どれも必要な知識となりますのでしっかり覚えてください。
それでは、やっていきます。
フィンガーペインティング(指絵の具)
・文字通り、指や手に絵の具をつけて描く技法。
スタンピング(型押し)
・木の葉や野菜の輪切りなどに絵の具をつけて押す技法。
スクラッチ(ひっかき絵)
・明るいクレヨンを紙全体に塗り、上から黒いクレヨンで重ねて塗り、先のとがったものでひっかき、カラフルな模様を浮き出させる技法。
コラージュ(貼り絵)
・紙や布・写真などのいろいろな部分を切り抜いて貼り合わせる技法。
ドリッピング(吹き流し、たらし絵)
・筆に絵の具をつけ、紙の上から垂らす。ストローで吹いたり、紙を傾けたりして模様を出す技法。
スパッター
・絵の具をたっぷり含ませた筆を振ったり、トントン叩いて飛び散った水滴で模様を出す技法。
ステンシル(型紙絵)
・切り抜いた型紙の下に紙を置き、上から絵の具を塗る技法。
マーブリング(墨流し)
・専用の絵の具などを水面に数滴落とし、その表面を竹串などでそっとかき混ぜる技法。
フロッタージュ(こすりだし絵)
・でこぼこのあるざらざらしたものに紙をあて、パスなどで上からこすって、模様を出す技法
デカルコマニー(合わせ絵)
・絵の具を塗った紙を半分に折り、転写させ、左右対称な模様をつくりだす技法。
折り染め
・和紙などを蛇腹折りのように規則正しく折りたたみ四隅に絵の具を浸す。紙を開くと折り目に滲み模様ができる。
バチック(はじき絵)
・クレヨンやパス(つまり油分)で絵を描いた上に水彩絵の具を塗り、油分と絵の具の水分がはじきあう性質を活かした技法。
①アクリル絵の具
・水に溶かすが、乾けば、耐水性に優れ水に溶けない
②ポスターカラー
・乾いても耐水性がなく、水に溶ける
※①②の二つとも、速乾性があり、重ね塗りが可能である。
③クレヨン
・顔料をろうで固めたもの。
・硬めで線描きに向いている。
・手を汚さない。
・いろいろな素材に描くことができる。
④パス(=オイルパステル※パステルの一種)※クレパスは、商品名。
・顔料を油脂で固めたもの。
・やわらかめで色伸びがいい。
・面塗りに適している。
・手が汚れる。
※③④の二つとも油分。
⑤パステル(一般的にはパステルというとハードパステルのことを指すことが多い)
・顔料をのり状のもの(接着剤)で練り固めたもの。
・網でこすって粉末にして指につけ、紙に描く。
・色伸びがいい。
・画用紙に描く。
・ハードパステルは硬めで割れにくい。
⑥コンテ
・顔料と黒鉛などを練り固めたもの。
・黒、褐色、白などがある。
・描いたところを指でこすり、ぼやかす。
・消えないように定着スプレーをかける。
※顔料→水や油に溶けない。白、又は、有色の不透明な粉末。
※染料→水や油に溶ける。繊維などを染めるのに用いる色素となる物質
(例)藍
③~⑥は、実際のところは、境界線が曖昧なところが多いようです。
保育士試験対策としては、赤や青等の部分を押さえておく。
関連ページ
㏚
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ぺんてる株式会社様に問い合わせをしたところ、上記の商品は、『オイルパステル』とのご回答をいただきました。
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クレヨンとパステルの両方の長所をとった新しい絵画材料クレパス。
クレパスの一般名称は「オイルパステル」です。
(「株式会社サクラクレパス」ホームページより引用)
今回は、ここまでにします。
次回の引き続き、保育実習理論で、「粘土」と「色」についてやっていきたいと思います。