【更新日:2024年10月22日】
こんにちは。おいものっこです。
今回は、保育士試験(実技)の体験談を書いてみようと思います。
試験年ごと、地域ごと、会場ごと、受験分野ごとに違いがあるので、あくまでおいものっこの体験談として参考程度にとどめておいてください。
R5年後期に受けた保育士試験(実技)の体験談です。
筆記試験が終わり、ドキドキしながら結果を待ちました。
筆記試験合格の知らせとセットで実技試験の受験票が届きました。
筆記合格の嬉しさと同時に実技試験への緊張が高まりました。
筆記試験合格の知らせから実技試験本番の日までは全く時間がありません。
結果が出てから実技の対策をやろうでは間に合いません。
早めに早めに対策を練りましょう。
当の私は、筆記試験合格の知らせの時点で、自分なりに完璧にして
実技試験当日を迎えました。
令和5年後期の保育士試験(実技)は、12月10日に行われました。
例年ですと昼間でも少し寒いような時期ですが、すごくあったかい日でした。
とはいえ、8時45分からガイダンス開始だったので朝はまだ寒く、厚着をして出かけ、会場で調節しました。(集中力が低下しますのでくれぐれも服装には注意してください。)
8時45分からガイダンス開始と書きましたが、受験番号早い遅い関係なく、受験者全員8時45分集合でした。(R6年の前期の実技試験のガイダンスは9時からのようでした。)
ガイダンス開始の30分前に会場が開き、中に入ることができました。
造形選択の方と、それ以外を選択の方と部屋が分かれていました。
造形選択の方はガイダンス後、9時30分から一斉に試験スタートだったようです。
私は、造形選択ではありませんので、それ以外を選択の部屋に入りました。
席は自由で、机の上には、試験の注意事項と受験番号ごとの詳細な試験時間が書かれた紙が置かれていました。
ここでやっと、自分の当日の試験スケジュールが分かります。
最終受験者は、15時位に終わります。
私は、音楽と言語の選択でお昼前には終わりました。
当日まで自分の試験時間が分かりませんのでお昼ご飯なるもの、暇つぶしになるもの(本など)を持っていきましょう。
ガイダンスが終わると、その教室がそのまま次(最初の試験)が言語の人たちの待機室になりました。
私は、言語が先だったのでその場で待ちました。
数人ずつ呼ばれ、今度は試験室の前の椅子に座って待機です。
試験中の声が聞こえるので緊張が高まります。
さあ、私の名前が呼ばれました。(試験室に入るのは受験者一人です。)
記憶が確かなら、靴を脱いで靴箱に入れ、そこにあるスリッパに履き替えました。
ドアをノックし、「失礼します。」と試験室の中に入ります。
中に入ると優しそうな中年の女性2人(試験官)が座っていました。
少しホッとしました。
言語の試験なので、荷物をすべて荷物置き場(入ってすぐに机が用意されておりました)に置き、シール(実技試験受験票に貼られている受験番号シール)を中年の女性2人(試験官)に挨拶をしながら、シールを渡しました。
試験官と向かい合うように一つ椅子が置いてあり、そこに座って名前を言うように言われました。
私は言われた通りに椅子に座り、名前を言いました。
試験官に「今から3分間で~」というようなことを一言言われただけで、
「はい、スタート」(緊張であまり覚えていません)ともう始まってました。
私は、急いで立ち、練習してきた通りにやりました。
3分経つと、試験官から合図があります。そこで、試験は終了です。
慌てないように気を付けすぎてゆっくり過ぎたのか、お話しを最後まですることはできませんでした。
「ありがとうございます。」「失礼します。」と教室を出て、次は、音楽の試験のための待機室に向かいました。
待機室にしばらくいると、名前を呼ばれ、試験室の前の廊下の椅子で待ちます。
この後、試験室に入ってシールを渡すところまでは言語と同じです。
音楽の試験なので、譜面だけ持ってピアノの椅子に座ります。
始めの合図があるので、そうしたら弾き歌いを始めます。
1曲目が終わったら、一息ついて自分のタイミングで2曲目を始めます。
緊張で頭が真っ白になり、1音目から外してしまいました。
しかし、1音目だったので、素知らぬ顔で弾き直し、最後まで続けました。
私は大丈夫でしたが、緊張のせいで歌うのを忘れる方が時々いるみたいです。
前奏のない譜面の方は特に気をつけましょう。
音楽の試験官は言語と同じく2人で、しっかりした感じの女性と中年の男性でした。
試験室はとても広く、ピアノは大きなグランドピアノでした。
そのせいか、自分の声が小さく感じました。
ピアノと試験官との距離がかなりあって試験官のところまで歌声が届いているか不安なほどでした。
終わったら、言語と同じように教室を出ます。
これで試験はすべて終わりです。
2つの試験が終わった人から各自、解散です。
以上が、私、おいものっこの保育士試験(実技)の体験談です。
言語が時間内に収まらなかったり、歌う声が小さく感じで心配でしたが、合格しました。
練習時点で120点から100点を出せていれば、本番、緊張したとしても80点は出せます。
(実技試験は各分野50点満点でそれぞれ6割、つまり、受験した2つの分野2つともそれぞれ30点以上で合格です。2つともできて合格です。)
きっちり練習しましょう。
そして、本番は多少ミスをしても最後まで堂々とやりきることが重要です。
練習をきちんとすること、本番、気負いすぎないこと、それができれば合格できるはずです。
頑張りましょう。
保育士らしい清潔な格好なら何でもいいと思います。
私は、白い襟付きシャツにベージュ色のセーター、紺色のズボン、紺色のスニーカーで挑みました。
①動きやすい服装
②脱ぎ着でき、体温調節できる服装
※上記二つのことが大事だと思います。
※試験会場内は声出し、練習禁止でした。前もってどこかのタイミングで声出しをしておいた方がいいかもしれません。朝早く集合なのでなかなか難しいですが。
ギターで試験を受ける方がチューニングをする場所は会場内に設けてありました。
※試験に関して、不明点等があり、解決したい場合は、
『一般社団法人 全国保育士養成協議会』のホームページよりメールや電話で問い合わせてみてください。
頻繫にするとご迷惑なので、不明点をまとめて書き出してからするようにするといいと思います。
保育士試験に合格したら、保育士登録を済ませ(登録の手続きに結構な時間がかかります)、職探しをしましょう。
と言いたいところですが、、早め早めに準備を進めることが得策です。
これから試験を受ける方も職探しの準備を進めておきましょう。
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